2011年10月11日火曜日

Type-D 紹介(3) 中身の紹介 

少しだけばらして中身を紹介します。
まずは、側面です。エンタープライズみたいな円盤の下は、マブチモーターFA130をダイナモとして使っています。このモーターは起電力が2V出すのがやっとなので、DCDCコンバータICを使って、電圧を3.3Vに上げてNi-CD電池2本に充電できるようにしています。

Ni-CD電池に蓄えられた電気は、今度は別のDCDCコンバータICを使って5Vに上げられ、マイコンボードとパワーアンプに電気を供給します。

ちょっと窮屈なレイアウトですが、Japanino(arduino互換ボード)とアナログボードがケースに入りました。また、余裕ができたら回路構成などをここで紹介できればいいなと思います。

Type-D 紹介(2) 演奏方法

Type-Dの続きです。 演奏用に単音発生モードも用意しました。黄色の[ON/C]ボタンを押すとトグルでアルペジオモードと切り替わります。

このボタンは、裏にタクトスイッチを使っているのですが、ノブ部分は電卓のノブを転用しています。丸い方がしっくりきますが、私の指はちょっと太いのでちょっと狭くてうまく演奏するには練習が必要です。
裏側は、アクリル板でカバー。透けてます。手で配線するには、このぐらいがちょうど良い。
単音モードでちょっと弾いてみます。



ヘイジュードのワンフレーズを弾いてみました。ピアニカにちょっと音が似ているような気がします。
この楽器は約1オクターブ出せます。ボタンを10個にしたので、 [-]ボタンと同時押しで♭、[+]ボタン同時押しで♯を出せるようにしていますが、同時に押すのは結構大変で、半音使った片手演奏は練習が必要です。

Type-D 紹介(1) 演奏モードなど

今回は、楽器の説明をメインにします。

Type-Dは、手許の物を活かして作ったのでちょっと手作り感が漂いますが、電子楽器です。
音は正弦波がそのままという感じの音作りなので、昔のなゲーム音のようです。
この楽器は、前回紹介したように、MTM07の主テーマに合わせたので自分のバッテリーを演奏しながら充電をする機能を持っています。


アルペジオモード:円盤の形をしているものを時計回りに回すと押さえてるボタンに合わせて音をアルペジオで鳴らします。 持ち手が上部にあるときは、連続して音が出ます。
ギアの音がちょっと騒々しいのが弱点。ダイナモをエアギャップ発電機構にすると制作の難易度が上がりそうです。もし改良版のMk2を作る機会があれば挑戦してみよう。


2011年10月5日水曜日

MTM07準備中 まずはType-D登場



初めてMAKE TOKYO MEETINGに参加しようと思います。
早速このブログを用意しました。
今回のテーマは「DIY ENERGY」ということなので、
アンプラグドな電子楽器を紹介しようと思います。
形になったものから順次アップしてゆき、当日実演してゆきます。


まだデバッグ中なので、演奏シーンは後ほどアップします。
ハンドルを回して、ボタンを押して音を出します。
中身は、Arduino君です。